プラス暗示 【連載第九回】プラス暗示法その1

 普段、私達は漠然と「幸せになりたい」と考えています。
しかし、現実の生活の中では「幸せを感じる時」よりも「幸せでないと感じるとき」の方が多くて、「自分は懸命に頑張ってるのに、どうして世の中うまく行かないのか。」と長嘆息しきりという方も多いようです。

 幸福と不幸が存在しているのは何故か。裕福と貧乏が存在しているのは何故か。やることすべて成功する方と失敗ばかりする方がいるのは何故か。努力もせずに栄達する方と、どんなに頑張っても報われない方がいるのは何故なのか。
単に不運だったのでしょうか?
 自信に満ちている人と自信のもてない人が存在するのは何故か。人気者と嫌われ者が存在するのは何故か。病に苦しむ人と元気な人、不治の病を克服する人と、ちょっとした風邪がもとで命を落とす人がいるのは何故か、善人があくせくと働く一方で、悪人がのうのうと暮らしているのは何故か。物事を迅速に達成できる人と一生掛けても成し遂げられないのは何故なのか。
或いは力不足だったのでしょうか?
 同じ環境に育つ双子でも幸福と不幸が存在するのは何故か、信心深く親切な人が不幸で、不信心な冷血漢が幸福だったりなのは何故なのか。
何等かの行動様式の違いがあるのでしょうか?
 これらは恐らく誰もが心に抱いている不公平感や疑問なのではないでしょうか。

 ところが、実は人生にはプラス暗示という一つの偉大な暗示の法則があるのです。即ち「人生は自分が思い描いた通りに実現される」というのがプラス暗示のそれ。
 中には「そんな馬鹿なことがあるものか。人生そんな甘かぁネェよ!」と、思った人もいるでしょう。でも、このプラス暗示の法則を信じ、理解し、実践する事によって、本当に「幸せ」と「成功」がもたらされるのです。
 但し、このプラス暗示の法則をうまく人生に役立てるには一つだけ条件があります。それはこれまで私がくり返し申し上げてきた「プラス発想」の暗示の習慣が身についている事。

 皆さんには「耳タコ」かも知れませんが、プラス発想とは「常に物事を前向きに、積極的に、明るく、良い方向に考えること」をいいますね。
 世の中には物事全て希望的・楽観的に暗示で捉える人と、全て絶望的・悲観的に暗示で捉える人がありますが、前者は「プラス発想人間」、後者は「マイナス発想人間」ということが出来ます。
まぁ幸せな人生をおくることが出来るのは圧倒的に「プラス発想人間」の方でしょう。何故なら「人生は自分が想い描いた通りに実現される」からです。一方の「マイナス発想人間」は余りパッとしない、どちらかといえば不幸な人生を歩みがちです。それも「人生は自分が思い描いた通りに実現される」からです。

 もうお判りでしょう。大切な事は「幸せな自分」「成功した自分」のことをのみ心に思い描きその実現を強く念じ暗示ること。そして、「不幸な自分」「失敗した自分」の事は決して考えないことなのです。
 ここで問題なのは、マイナスイメージの方がプラスイメージよりもはるかに強く心に刻み込まれる傾向にある事です。だから、マイナス発想は絶対にしてはなりません。マイナス発想は、それまで積み上げてきたプラス発想の効果を消滅させてしまうからです。マイナス発想を止めてプラス発想を習慣づけるのと、次第に生活の円滑化現象が起き始め、それに伴って願望達成能力も身についていきます。そのプラス発想の習慣をより確実にするための一つのテクニックがあります。
それは「プラス願望に基づく自己暗示トレーニング」です。

 この方法はいたって簡単です。
第一に、願望をより鮮やかにイメージし暗示すること。
第二に願望を言語化した「祈りの言葉」を唱え暗示する事。
 この二つのことを朝晩のまどろんだ状態の時や、心身のリラックスしたときに行う。そしてこの暗示を毎日繰り返す。
 信じられないかもしれませんが、たったこれだけのプラス暗示の事で願望は達成されるようになっていくのです。

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